ブリオレットカット☆ダイアモンドネックレス「白象の涙」
2013年 03月 22日
清らかな透明さ
触れたらなくなってしまいそうな儚さ
消えてしまいそう
そう思うけど
このような美しさほど強く、永遠であること
このものがたりが教えてくれる
◎
宮沢賢治 「オツベルと象 / 第五日曜 」より抜粋
~
まあ落ちついてききたまえ。前にはなしたあの象を、オツベルはすこしひどくし過ぎた。しかたがだんだんひどくなったから、象がなかなか笑わなくなった。時には赤い竜の眼をして、じっとこんなにオツベルを見おろすようになってきた。
ある晩象は象小屋で、三把の藁をたべながら、十日の月を仰ぎ見て、
「苦しいです。サンタマリア。」と云ったということだ。
こいつを聞いたオツベルは、ことごと象につらくした。
ある晩、象は象小屋で、ふらふら倒れて地べたに座り、藁もたべずに、十一日の月を見て、
「もう、さようなら、サンタマリア。」と斯う言った。
「おや、何だって? さよならだ?」月が俄かに象に訊く。
「ええ、さよならです。サンタマリア。」
「何だい、なりばかり大きくて、からっきし意久地のないやつだなあ。仲間へ手紙を書いたらいいや。」
月がわらって斯う云った。
「お筆も紙もありませんよう。」象は細ういきれいな声で、しくしくしくしく泣き出した。
「そら、これでしょう。」すぐ眼の前で、可愛い子どもの声がした。象が頭を上げて見ると、赤い着物の童子が立って、硯と紙を捧げていた。象は早速手紙を書いた。
「ぼくはずいぶん眼にあっている。みんなで出て来て助けてくれ。」
赤衣の童子が、そうして山に着いたのは、ちょうどひるめしごろだった。このとき山の象どもは、
沙羅樹の下のくらがりで、碁などをやっていたのだが、額をあつめてこれを見た。
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ブリオレットカット☆ダイアモンドネックレス「白象の涙」 詳細情報
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サイズ:4.03mm × 2.57mm × 5.75mm
カラー:G
クラリティ:VS-2
中央宝石研究所のグレーディングレポート付
チェーン等の金属部はすべて18kgold
価格:23万円(税込)
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